ZOOM UP INTERVIEW

6/12公開『Michael/マイケル』でMJ役に挑む
マイケルの実の甥でもあるジャファーに迫る

ジャファー・ジャクソン

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人類史上最も売れたアルバム『スリラー』を生み出し、ムーン・ウォークで世界を驚愕させ、今なお、多くのアーティストに影響を与え続けるマイケル・ジャクソン。そんな彼の生涯を描いた伝記映画『Michael/マイケル』が6月12日(金)に全国公開される。今回、マイケル・ジャクソン役に挑むマイケルの実の甥である新星、ジャファー・ジャクソンにインタビューを実施! マイケルへの思いや役作りについて語ってくれた。

「まさか自分がマイケル・ジャクソンを演じることになるとは思いもしませんでした」

―あなたにとってマイケル・ジャクソンとはどのような存在ですか?

叔父のマイケル・ジャクソンはいつも、自分の音楽は普遍的であり、すべての人のためのものでありたいと語っていました。それは、彼が最初から抱いていたビジョンだったのだと思います。音楽を通して人々をひとつにすること――彼は、企業が人々の「聴くべき音楽」を決めてしまうような状況を望んでいませんでした。そのために懸命に闘い、これからのアーティストたちのために新たな道を切り拓いた存在だったと思います。

―あなたは、自分がマイケル・ジャクソンを演じるとは思ってもいなかったそうですね。

最初にこの映画の話を聞いたとき、まさか自分がマイケル・ジャクソンを演じることになるとは思いもしませんでした。そもそも、俳優になることさえ夢にも見ていなかった。真っ先に浮かんだのは、「いったい誰がマイケルを演じるんだろう?」ということでした。

―叔父のマイケル・ジャクソンをどのように子供のころ見ていましたか?

子どもの頃、僕はマイケルに夢中でした。マイケルがかつて座っていたのと同じリビングルームで、テレビの前に座り、ツアー映像やビデオをひたすら見ていました。当時は、それが何なのか本当の意味ではわかっていなかったけれど、この畏敬の念を抱かせるようなエネルギーに浸っていたいと思っていました。

「細かなニュアンスや仕草、そして何よりもその人間性まで吸収しようとしたんです」

―出演が決まってあなたの覚悟は相当なものだったと聞きました。

鏡の中の自分を本当にマイケルとして信じられるようになるまで、2年にわたって毎日何時間も、一切手を抜かずにリハーサルを続けました。

―あなたはリハーサル・撮影期間の中で、並外れた規律をもって、心身ともに自分を極限まで鍛え上げていったそうですね。

マイケル・ジャクソンは常に、自分に刺激を与えるアーティストたちの仕事を見て、それを分析し、何が彼らを偉大にしているのかを理解しようとしていたのだと思います。そして、そこから得たものを自分の中に取り込んでいた。僕も同じアプローチを取りました。トレーニングに加えて、膨大な数のインタビューやプライベートのホームビデオを見て、細かなニュアンスや仕草、そして何よりもその人間性まで吸収しようとしたんです。その過程で、マイケルの芸術性を支えていた献身が、いかに創作の原動力となっていたのかを深く理解するようになりました。
さらに幸運なことに、マイケルの個人的な文章に触れる機会にも恵まれ、彼により近づくことができました。僕はリサーチルームを設け、壁一面に彼の信条を示す言葉や直筆のメモ、彼が成し遂げたことに関する資料、さらには人生のさまざまな時期に世界で何が起きていたのかを示す年表まで貼り出しました。それらすべてが、マイケル自身や、彼が生み出した作品と深く結びついていたからです。

―マイケルの代名詞ともいえるペニー・ローファーを自分が履く姿を想像するだけでも、強い意志が必要だと感じたそうですね。

叔父がステージで輝き、マディソン・スクエア・ガーデン全体を熱狂させたあの瞬間を、今も鮮明に覚えています。ファンの歓声と、彼に向けられた愛の深さは、それまで感じたことのないものだった。あまりに強烈で、恐怖さえ感じるほどでした。

「あの頃マイケルが身を置いていたのと同じ空気の中にいることが、どうしても必要だと感じました」

―本物に近づくためにジャクソン一家が1971年に購入した、ヘイヴンハーストの家で練習したそうですね。

あの頃マイケルが身を置いていたのと同じ空気の中にいることが、どうしても必要だと感じました。僕もあの家で育ったし、そこにはマイケルとの個人的な思い出もある。だから、いろいろな感情が込み上げてきました。

(ヘイヴンハーストの家は、1972年にライフ誌がジャクソン一家を特集した際に初めて撮影した、絵本のような5ベッドルームの赤レンガの家を、マイケルが1980年代に改装したもの)

―ヘイヴンハーストの約2エーカーの敷地で実際に撮影したときはどのように感じましたか。

ここで育つ中で、まるで外界から隔絶された世界にいるような感覚でした。ここは独自の空間で、人里離れていて、平和で、楽しく、家族中心でした。デザインチームはまさにその空気感を再現していました。マイケルが2階で曲作りに励んでいる姿が、まるで目に浮かぶようでした。

―本作を楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。

長年のファンにも、新たに出会うファンにも、マイケル・ジャクソンが歌とパフォーマンスを通して伝えてきた本質やエネルギー、そして愛を感じてほしいです。本作では、これまで知られてこなかったマイケルの一面が見えてきます。創作の過程を垣間見ることで、彼がどのような人物だったのか、そしてどのようにして世界を動かしてきたのかを、より深く体感できるはず。大スクリーンと優れた音響環境の中で鑑賞すれば、まるで彼と同じステージに立ち、そのすべてを共有しているかのような感覚に包まれるでしょう。

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映画『Michael/マイケル』が6月12日(金)全国公開

マイケル・ジャクソンを描く本作は、US版予告が公開24時間で1億1,620万回以上再生されるなど、既に世界中から圧倒的な注目を集めている。世界的メガヒットを記録した『ボヘミアン・ラプソディ』製作のグレアム・キングと『トレーニング デイ』『イコライザー』シリーズのアントワーン・フークア監督が描くのは、父の支配と自身の夢の狭間で揺れながら、名曲を生み出していく若者マイケルの“創造の瞬間”。全27曲におよぶマイケルの名曲の数々をスクリーンで体感しよう!

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マイケル・ジャクソンに迫るドキュメンタリー番組もチェック!

自伝映画公開にあわせて伝説的ポップスターの波乱に満ちた人生に迫る『マイケル・ジャクソン:最後のカーテンコール』がヒストリーチャンネルで放送。さらに、体の動き・声の抑揚・語彙選択など、映像資料から発言や振る舞いを専門家が分析し、天才の素顔とメッセージの真意に迫った検証ドキュメンタリー『マイケル・ジャクソン:暴かれる本音と素顔』がディスカバリーチャンネルで放送される。あわせてチェックしよう!

『マイケル・ジャクソン:最後のカーテンコール』©2026 A&E Television Networks. All rights reserved.

映画『Michael/マイケル』

6月12日(金)全国公開

圧倒的な歌唱力と革新的なダンスパフォーマンスで、アーティストの枠を超え、全世界的なアイコンとなった“キング・オブ・ポップ”=マイケル・ジャクソン。野心家の父のもと厳しいレッスンを経て、兄弟グループ、ジャクソン5で幼少の頃から大成功を収めた彼は、やがて青年となり、ソロアーティストとして歴史的名曲の数々を生み出し、全世界の寵児となっていく。しかし、その栄光の裏には、早熟の天才ゆえの孤独感、強権的な父親の呪縛、家族への愛と自分の中に溢れるビジョンとの間で葛藤する一人の人間の姿があった――。

監督:アントワーン・フークア/脚本:ジョン・ローガン/製作:グレアム・キング

【出】ジャファー・ジャクソン、ジュリアーノ・ヴァルディ、コールマン・ドミンゴ、ニア・ロング、ケンドリック・サンプソン、 マイルズ・テラー、ローラ・ハリアー(ほか)

マイケル・ジャクソン:最後のカーテンコール

【字】6月14日(日)後5.00~6.00 【再】=25

ヒストリーチャンネル 日本・世界の歴史&エンタメ

マイケル・ジャクソン:暴かれる本音と素顔

【字】6月12日(金)後9.00~10.00 【再】=14・17

ディスカバリーチャンネル

映画『Michael/マイケル』の予告編をチェック!

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