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ドラマ

エミー賞14部門ノミネート
アメリカ社会の闇に迫る衝撃作

【新】DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機

© 2021 20th Television. All rights reserved.

大手製薬会社が販売した強力なオピオイド系鎮痛剤「オキシコンチン」。製薬会社によるこの薬の過剰販売が原因で全米に広がったオピオイド中毒の実態を、フィクションと事実を巧みに織り交ぜながら描いた本格社会派ドラマがTV初放送となる。

痛みを和らげるはずの薬が、なぜ国家を蝕んだのか

原作はジャーナリスト、ベス・メイシーのノンフィクション。製薬会社の非倫理的なマーケティング、医療現場の葛藤、そして薬物依存に苦しむ人々の現状を、医師・患者・検察官らの視点から描いていく。

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実話をベースに恐怖の真実を追及

当初は「依存性が低く安全」と大々的に宣伝され、多くの医師がその言葉を信じて患者にオキシコンチンを処方。しかし実際には強い依存性を持ち、やがて痛みを和らげるための薬は“離脱症状を抑えるための薬”へと変貌。規制が強化され入手困難になるも、その影響で多くの人々が違法薬物へと流れていった。「オピオイド危機」と呼ばれるこの問題は、今なおアメリカ社会に深い傷を残している。

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迫真の演技による人間ドラマも見どころ

善良な町医者を演じた主演のマイケル・キートンは、患者だけでなく自らもオピオイド中毒に巻き込まれていく医師の苦悩と葛藤を繊細に演じ、2022年第74回エミー賞主演男優賞(リミテッド・シリーズ部門)を受賞。彼を筆頭とした実力派俳優たちの名演により、社会派ドラマという枠を超え、観る者の共感を得る人間ドラマへと昇華している。

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【新】DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機

1月12日(月)~ 【字】月曜 後10.00~11.10 【再】=火

Dlife

放送年・制作国・キャスト

21年米【出】マイケル・キートン、ケイトリン・デヴァー、ピーター・サースガード、マイケル・スタールバーグ、ロザリオ・ドーソン、ウィル・ポールター、ジョン・フーゲナッカー(ほか)

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