福本莉子×高橋恭平

Photo：大内カオリ

全10巻で累計発行部数800万部を突破する漫画家・咲坂伊緒原作の大ヒット作『ストロボ・エッジ』がWOWOWにて初の連続ドラマ化。まだ恋という感情を知らずにいた高校生の木下仁菜子と、仁菜子の初恋の相手・一ノ瀬蓮を中心に描いた本格青春ラブストーリーとなっている。仁菜子を演じる福本莉子と蓮を演じる高橋恭平（なにわ男子）に演技の苦労や見どころについて語ってもらった。

福本「嘘をつけないところが自分と似てる」
高橋「クールと思われる点は蓮と似てるかも」

福本莉子「仁菜子は素直で何でも顔に出ちゃうわかりやすいタイプなんですけど、嘘をつけないところが自分と似てるなって思いました。仁菜子の初めて恋をして芽生える感情が、原作でもすごく丁寧に描かれていて、そういう心情一つ一つを大切に表現しようと思いました」

高橋恭平「僕はしゃべるとイメージが違うってよく言われるんですけど（笑）、クールな雰囲気で近寄りがたいみたいに思われる点は蓮と似ているかもしれないですね。普段クールに見られがちな蓮のふとしたときに見せる笑顔や和らぐ表情を意識して演じました」

福本「Season１は蓮くんやみんなと出会って恋愛も友情も進展していくんですけど、Season２から各々の過去に起きた“ある出来事”が原因で周りの人の想いが交錯したり、仁菜子としても感情の表現が難しかったです」

高橋「蓮は麻由香（田鍋梨々花）との関係がありつつ仁菜子への想いもあって、総じて難しかったです。でも、福本さんと一緒に精一杯演じさせていただきました」

福本「高橋さんとはお互い関西出身で波長が合うというか、ボケとツッコミじゃないけど、とても打ち解け合うことができました」

高橋「段々慣れていって大阪の某テーマパークの話をしたり、最終的に友だちみたいな関係性になりましたね」

福本「撮影中は安堂（山下幸輝）くんに助けられることが多かったですね」

高橋「安堂の名ゼリフとか良かったよね」

福本「安堂くんの“俺と恋をしよう”とか“切なくて死ぬ”とか、普段の生活じゃ出てこない原作の名ゼリフが自然と成立していて、“さすがだな”と思いました。原作の名シーンやセリフを表現するのは難しかったです。あと、小道具もこだわっていて、蓮くんとの出会いのパイナップルのキーホルダーも再現度高いと思いました」

高橋「それと猫の“部長”もね」

福本「“部長”も原作にそっくりなんです！　そんなところも注目してほしいですね」

WOWOW連続ドラマ『アオハライド』の制作陣が再びおくる
最高峰の本格青春ラブストーリー

漫画家・咲坂伊緒による大ヒット作品『ストロボ・エッジ』が、WOWOWにて初の連続ドラマ化！　主演に福本莉子と高橋恭平を迎え、原作の名ゼリフ・名場面はもちろん、全10巻にわたる物語の魅力を余すことなく丁寧に描くため、Season１/Season２の2部作で放送・配信される。

ストーリー

高校生の木下仁菜子（福本莉子）は、まだ恋という感情を知らずに日々を過ごしていた。ある日、帰りの電車で同級生の一ノ瀬蓮（高橋恭平）と出会い、しだいに蓮の秘めた優しさに惹かれていく。胸に何か刺さったみたいに苦しくなる仁菜子だったが、日に日に蓮への想いが積もりはじめる。親友の上原さゆり（小坂菜緒）への恋愛相談やクラスメイトの是永大樹（中沢元紀）からの想いも受けながらも、蓮に対する感情が“恋”であることを自覚した仁菜子。意を決して、蓮に想いを伝えるが――。