PICK UP

押さえておきたい話題の舞台をTVで堪能

【連載】特等席で逢いましょう
『こえかぶ 朗読で楽しむ歌舞伎~梅と松と桜~篇』(野島健児・浪川大輔・仲村宗悟 出演回)

笑って泣いて怒って心震える、演劇の世界へようこそ。編集部きっての舞台好きが、イチオシの番組をご紹介。TVの前での特等席で堪能しよう。

3人で24役を演じ分ける声のプロフェッショナルによる圧巻のステージ

 豪華声優陣によるオリジナル朗読劇、声の歌舞伎「こえかぶ」第4弾を初放送。兄弟が敵味方に分かれる「車引」、桜丸の最期を描く「賀の祝」、我が子を犠牲にする松王丸の決断が胸を打つ「寺子屋」といった名場面を通じて、普遍的な悲哀が深く描かれる。朗読劇と歌舞伎の伝統的な技術を組み合わせた“こえかぶ”ならではの演出と表現で、感動的な舞台が完成。さらに、本公演の舞台上には、美しい装飾が施され三越劇場にふさわしい幻想的な舞台美術と演出も見どころ。
 本編後は、歌舞伎役者で「こえかぶ」アンバサダーの中村米吉と出演者によるアフタートークも。岡本信彦、山下大輝、堀江瞬出演回(29日)、保志総一朗、山口勝平、畠中祐出演回(30日)も放送。

あらすじ

歌舞伎三大名作の一つ「菅原伝授手習鑑」を、宿命を背負った三つ子の兄弟(梅王丸・松王丸・桜丸)に焦点を当てたオリジナル構成で上演。

こえかぶ 朗読で楽しむ歌舞伎~梅と松と桜~篇(野島健児・浪川大輔・仲村宗悟 出演回)

11月28日(金)後4.00~6.00

衛星劇場

キャスト・開催年・開催場所

【出】野島健児、浪川大輔、仲村宗悟(2025年8月9日 三越劇場)

特集記事をもっと見る