ラストマン－全盲の捜査官－

12月24日の『映画ラストマン -FIRST LOVE-』公開に合わせ、2023年に放送されたドラマ版がTBSチャンネル1にて全話一挙放送される。主演は福山雅治×大泉洋。全盲の人たらしFBI捜査官と、犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事が繰り広げる、痛快バディドラマをおさらいしよう。

無敵バディが誕生！

全盲のFBI（米連邦捜査局）捜査官・皆実広見（福山雅治）は、日本の警察庁とFBIの連携強化を目的に、期間限定で交換留学生として日本にやって来た。そして、皆実のアテンドを命じられたのが、警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗（大泉洋）。
枠にとらわれない皆実の行動は警視庁の面々にとっては、はた迷惑。ただ交換留学生のお守りをするだけと思っていた心太朗も困惑し、皆実をアテンドさせるのは、自分にミスをさせて、キャリアの警察官僚である兄を引きずり下ろそうとする警察内部の陰謀だと考える。しかし、「心太朗をバディに指名したのは皆実自身」という衝撃の事実を知る。果たして指名の理由とは？

福山雅治と大泉洋が演じる凸凹コンビの魅力

人たらしな性格で愛嬌や社交性があり、いつも人の輪の中心にいるような皆実。彼は鋭い分析力、嗅覚、触覚で事件を必ず終わらせる最後の切り札という意味で、FBIでは“ラストマン”と呼ばれている。
一方で、心太朗は、ある理由から悪を絶対に許さないという“並々ならぬ正義感”の持ち主。犯人を捕らえるためにはどんな手段もいとわず、いきすぎた一面があり、その姿勢から警察内部にも多くの敵がいる。
人を信じ周りに助けを求めることができる皆実と、己だけを信じて生きてきた心太朗の真逆の凸凹コンビが、数々の難事件を解決に導いていく。