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松本清張の誕生日を記念して
『松本清張サスペンス　影の地帯』の原作を紹介！

【連載】映像化された話題の一冊『影の地帯』

細かく描写された主人公の心情や物語の背景を楽しめるのは原作本ならでは。物語をより深く知りたい、自分のペースで読み進めたいあなたへ贈るとっておきの一冊。

ふとしたことから悽惨な事件に巻き込まれた市民の恐怖を描く

飛行機の中から富士山を写したばかりに、思いがけず奇妙な事件に巻き込まれたカメラマンの男・田代利介。撮影旅行先の木崎湖や青木湖で無気味な水音を聞き、不審な波紋を目撃する。行く先々に現れる小太りの男と、信濃路の湖に沈められた謎の木箱を追う田代の周辺で次々に起る殺人事件は、保守党の有力幹部失踪事件と関連を持ち始める。偶然と必然の織りなす経過のうちに、醜悪で巨大なその全貌を現しはじめて…。怒涛の執筆量を誇った松本清張ブーム期に書かれた長編推理小説。

実写ドラマをチャンネル銀河で放送

谷原章介主演のサスペンスドラマ。主人公・田代圭介は新聞記者。同僚の出張に付き合い、とある村に辿り着く。そこで見えない気配を追う内に、崖から滑り落ちてしまい…。

『松本清張サスペンス　影の地帯』©ドリマックス/TBS

松本清張サスペンス　影の地帯

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12月21日（日）後5.45～7.30

チャンネル銀河　歴史ドラマ・サスペンス・日本のうた

書名・著者・刊行・定価

影の地帯／松本清張／新潮文庫／1,210円

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