J-WAVE INSPIRE TOKYO 2025 大滝詠一「ナイアガラ・レコード」50周年記念ライブ

大滝詠一が設立したナイアガラ・レコードが2025年に50周年を迎える。それを記念し、鈴木茂、大貫妙子ほか豪華アーティストが集結したスペシャルライブが7月に開催された。色あせることない不滅の大滝ワールドがここに。

大滝詠一ナンバーを味わうスペシャルライブ

J-POPやシティ・ポップブームの礎を築いた一人であり、日本の音楽シーンに多大な影響を与えたシンガーソングライターにして、作曲家、音楽プロデューサーでもある大滝詠一。そんな彼が1970年代に設立したレコードレーベル「ナイアガラ・レコード」の50周年を祝うべく、日本を代表するトップミュージシャンが東京・渋谷に集結。一夜限りのスペシャルなライブの模様を独占放送する。

Profile：大滝詠一

1948-2013年。高校卒業後に上京し、細野晴臣、松本隆、鈴木茂と日本語ロックの先駆的グループ「はっぴいえんど」を結成。バンドとソロ活動を並行するも解散後はプロデューサーに移行し、プライベートレーベル「ナイアガラ・レコード」を設立。そこでシュガー・ベイブ（山下達郎、大貫妙子らが在籍）の「SONGS」などをリリース。また、松本隆との共作で、松田聖子、森進一らに楽曲提供も。主なソロアルバムに「A LONG VACATION」「EACH TIME」などがある。時を経ても色あせない音楽性は現代でも高く評価され、TVやCMソングとして多数使用された。

豪華アーティストが集結した歴史的な一夜

スペシャルゲストとして大滝詠一と共にはっぴいえんどのメンバーでもあった鈴木茂（Guitar）が登場。ほかにも大滝詠一のプロデュースでシュガー・ベイブのメンバーとしてデビューした大貫妙子、同じく大滝詠一のプロデュースでアルバム「Ring-a-Bell」をリリースした渡辺満里奈、大滝詠一のトリビュートアルバムで「君は天然色」をカバーして話題になった川崎鷹也など豪華アーティストたちがゲスト出演。フィナーレでは出演者全員で「幸せな結末」を披露した。